鉄鋼材料などの強磁性体を磁場の中に置くと、磁化された材料は材料の両端以外の連続した部分では、普通に材料内部に磁束が通り何も発生しないが、表面や内部に磁束を遮断する欠陥(クラック)があると、欠陥の両端に磁極(N極・S極)が現れ、磁束が表面空間に漏洩する。この部分に、鉄粉または着色磁粉・蛍光磁粉などの検査液をかけると、磁極に吸引されて磁粉模様が形成され、欠陥の幅が拡大され、紫外線の光で容易に欠陥の存在を見つけることができる。
引用:ウィキペディア
当社LEDブラックライトの特徴
- スリム&コンパクトな構造ゆえに、オペレーターの視野を十分に確保できます。 (LED素子、可視光カットフィルター、および放熱フィンの一体成型でコンパクト化)
- 照射機能性能は、均一かつ滑らかなブロード照射ゆえに、偏りのない照射エリアを実現しています。
- LEDゆえに、当然熱くはないので、検査作業環境の優しさと省電力に寄与いたします。
- 照射機内のLEDユニットごと交換も簡単にできます。
なぜランプからUVLEDに変えるのか
日本工業規格 JIS の非破壊試験−浸透探傷試験及び磁粉探傷試験−観察条件 としては365nm±5nmの紫外線波長を1000μW/cm2以上の強度で照射することが条件となっている。従来はメタルハライドランプなどを光源としていたが近年UVLEDへの移行が進んでいる。理由としては:
- 電力消費の効率化
- 長寿命 = メンテナンス費用効率化
- 省スペース
- 照射器の熱の発生が少ない