公開日: 最終更新日: 2025年01月

マイクロスコープとモニターの解像度の関係

マイクロスコープのカメラ解像度が高くても、モニターの解像度が低いと、マイクロスコープ でとらえた画像全域をライブ画でモニターに表示させることができません。
例として、200万画素カメラを搭載したマイクロスコープの画像を一般的なノートパソコンに表示させる場合で考えてみます。
ピクセルとは色情報を持つ小さな点で、この点が集まって画像を構成します。

カメラの解像度
横1600ピクセル
縦1200ピクセル
200万画素
ノートパソコンのモニター(15.6インチ)の解像度
横1366ピクセル
縦768ピクセル
105万画素
(一般的なノートパソコンとは違い、検査用で導入されるノートパソコンは解像度の低いものがほとんどです。)

下のイラストのようにモニターの解像度がカメラの解像度より低いと、カメラでとらえた画像全域を表示させることができません。

このように、本来はとらえている部位を確認できないことや、特定の範囲でしか計測ができないといったことが起こります。よって、モニターの解像度が、マイクロスコープ解像度と、ある程度同じになることをお薦めします。
最近のノートパソコンでは高解像度を搭載したタイプも販売されています。
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