積算光量(積算照度)の考え方


UVLED(紫外線)硬化で一番大事なことは波長と積算光量です。
積算光量は照度x秒数=J(ジュール)/cm2で表されます。照度というのは光の強さのことです。
このJ(ジュール)がUV硬化には非常に需要でどの程度のJ数で固まるのかを知る必要があります。

上の表にある黄色部分は 1000mW/cm2の照度で1秒間照射した場合、その積算光量は1000mJ/cm2になることを表しています。 上の表にある緑色部分は 100mW/cm2の照度で10秒間照射した場合、その積算光量は1000mJ/cm2になることを表しています。 つまり、弱い照度でも秒数によって強い照度と同様の積算光量を与えることができるということです。


ただし、UV樹脂、UVガスケットによっては 必要な最低照度があります。 例えばですが、1mW/cm2で1000秒照射すると 上記の例と同様1000mJになりますが  積算光量が同じでも照度が低いためにそれでは硬化しないという場合があります。
 

コンベアーなどにサンプルを乗せてUVLED(紫外線)照射器の下を通過させる場合

5mmの幅で1000mW/cm2㎠のUVLEDの光の下をサンプルが通過する場合

つまり同じ照度で同じ幅のUVLED照射器の下を通過すると、速さにより積算光量(積算照度)が異なります。 4倍のスピードで通過する場合、積算照度は1/4になってしまいます。 4倍のスピードで通過させて1000mJ/cm2を当てるためには 5㎜幅で4000mW/cm2の照度か 5㎜の4倍の20㎜幅で 1000mW/cm2の照度が必要になります。

照射器A Bどちらも 1000mJ/cm2の積算光量になります。