マイクロスコープとモニターの解像度の関係
マイクロスコープのカメラ解像度が高くても、モニターの解像度が低いと、マイクロスコープ でとらえた画像全域をライブ画でモニターに表示させることができません。
例として、200万画素カメラを搭載したマイクロスコープの画像を一般的なノートパソコンに表示させる場合で考えてみます。
ピクセルとは色情報を持つ小さな点で、この点が集まって画像を構成します。
ノートパソコンのモニター(15.6インチ)の解像度
横1366ピクセル
縦768ピクセル
105万画素
(一般的なノートパソコンとは違い、検査用で導入されるノートパソコンは解像度の低いものがほとんどです。)
横1366ピクセル
縦768ピクセル
105万画素
(一般的なノートパソコンとは違い、検査用で導入されるノートパソコンは解像度の低いものがほとんどです。)
下のイラストのようにモニターの解像度がカメラの解像度より低いと、カメラでとらえた画像全域を表示させることができません。
このように、本来はとらえている部位を確認できないことや、特定の範囲でしか計測ができないといったことが起こります。よって、モニターの解像度が、マイクロスコープ の解像度と、ある程度同じになることをお薦めします。
最近のノートパソコンでは高解像度(1600×900 , 1920×1080)を搭載したタイプも販売されています。
最近のノートパソコンでは高解像度(1600×900 , 1920×1080)を搭載したタイプも販売されています。
計測ソフトのFIT機能
当社の計測ソフトLeopardおよびMicroLaboLTにはFit機能といって、使用されるモニターの解像度に合わせて、自動的にカメラの表示サイズに調整して、全域を表示させる機能が搭載されています。
保存画像は、本来のカメラの解像度である200万画素で保存されます。また、保存画像を100%で表示させた場合でも、現在、全体のどの部分が表示されているかを一目で確認でき、部位の移動も簡単に行える機能が搭載されています。
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通常表示
カメラの解像度のほうが高く全体は表示されません。 -
Fit機能使用
全体表示によって100という刻印であることがわかります。
保存した画像を100%のサイズで表示させた場合でも、ナビゲーターウィンドウが、現在どの部位が表示されているかを教えてくれます。赤い枠を動かすと、表示される範囲も連動して移動します。
硬貨の計測