大変便利で使用範囲も広がります。当社でも各種 マイクロスコープに 計測ソフトをご用意しています。ここでは、当社の計測ソフトの機能についてご説明します。
画像連結機能
“マイクロスコープの倍率”でも説明していますが、倍率が低いほど観察体を広い範囲で見ることができますが、逆に細部はわかりにくくなってしまいます。
観察体全体をとらえた画像でありながら、細部もわかる画像が欲しい!それを解決するのが画像連結という手法です。
画像計測ソフト、寸法計測ソフトのLeopardとMicroLaboに搭載されている機能です。
観察体の細部がわかるように、高い倍率で静止画像として取り込みます。横、または縦方向に少し位置をずらして、再度静止画として取り込みます。
これを繰り返し複数枚取り込んだ画像を、画像連結機能が、自動で正確に、つなぎ目がわからないように合わせてくれます。
別名タイリングとも呼ばれ、1枚のタイルを何枚もつなぎ合わせて、大きな絵を作るイメージから由来しています。
深度合成、画像合成機能
レンズには被写界深度といってピントが合う幅があります。倍率が高くなればなるほどこの幅は浅くなるのでピントが合いにくくなります。特に観察体に凹凸やうねりがあると、ピントは一部にしか合わず、せっかく画像保存しても何の画像かわからないといったことになってしまいます。
それを解決するのが深度合成・画像合成という手法です。
画像計測ソフト、寸法計測ソフトのLeopardとMicroLaboに搭載されている機能です。
マイクロスコープのピント位置を少しずつずらしながら、複数枚の静止画像として取り込んでいきます。
これを繰り返し複数枚取り込んだ画像を、画像合成・深度合成機能が、自動で全体にピントが合った画像を作成してくれます。
レポート機能
マイクロスコープは、検査部や品質保証部といった部門で非常に多く利用されています。
正しく仕上がっているかどうか、傷がないかどうか、異物がないかどうかなど、様々なことを検査・確認をされるところですが、問題があった場合、いかにわかりやすく、的確に、素早く報告するかが重要になってきます。
不具合部位を測定値と共に拡大画像として残し、同時に測定データも表として作成され、自動的にエクセルデータとして転送される。
このようなことを瞬時で自動に行ってくれたら、現場の作業負荷を大きく軽減してくれるに違いありません。
それを実現してくれるのがレポート作成機能です。
画像計測ソフト、寸法計測ソフトのLeopardとMicroLaboに搭載されている機能です。
MicroLaboレポート画面
Leopardレポート画面